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http://iwatam-server.dyndns.org/column/72/
なぜエロゲーオタクは嫌われるかについての考察。
バッシングに対して怒っている多くの人は、「エロゲーをやることによって犯罪行為に走るから」非難されているのだと思っている。そして「いや、オタクの多くは犯罪行為とは無縁だ」と弁護する。これがそもそもの間違いだ。人々が非難するのは、犯罪行為やその予備軍が現れることへの懸念ではなく、エロゲーをやること自体なのだ。
(中略)
ここで言う「キモい」は、決してそれが少数派だからというのではなく、先入観や偏見によるものでもない。心理的な問題によるものだ。これは自我の発達不足であったり、他人の痛みを感じる能力の欠如であったり、分離不安や劣等感であったりする。これらは実際に対人コミュニケーションに問題を生じさせ、健全な社会生活を困難にする。もし素直に考えて本当にエロゲーがキモいと思えないのであれば、そして自分たちのことをわかってないせいで人が非難すると思っているのであれば、それは「俺の頭の中に盗聴器が仕掛けられているというのに、誰もそのことを信じてくれない」と言っている人と同レベルだ。「キモい」という言葉には、そういう人たちと同レベルだという思いが込められている。オタクの中には、対人コミュニケーションが苦手なことが問題なのだと比較的正しく自分を考察している人もいる。しかし、対人コミュニケーションが得意になれば、自分のようなフィギュア趣味の人でも嫌悪されないと思うのはきっと間違いだ。おそらく、対人コミュニケーションが得意になればフィギュア趣味もなくなるだろうからだ。その頃には、「なんで俺はこんなものを集めていたんだろう」と自己嫌悪に陥るに違いない。もちろん、ただ技術だけを磨くだけでは無意味で、肝心なのはこころなのだが。
(中略)
話が変わるが、エロゲー撲滅論でよく見る「エロゲーのせいで性犯罪が増える」というのは当たっていないだろう。エロゲーがあれば、エロゲーがない時よりはきっと性犯罪は減る。
(中略)
エロゲーオタクが嫌われるのは、エロゲーをやっているからではない。エロゲーをやりたいと思うような、そしてエロゲーを面白いと思うような心理状態にある。そしてそれは人間性の未熟さに起因する。こころの問題なのである。そういうわけで、ここでは「エロゲー」とひとくくりにして言ってしまったけれど、健全なエロゲーと不健全なエロゲーとがあり、ここで問題にしているのは不健全なエロゲーだけである。そして不健全なエロゲーとは、人間性の未熟さに起因するこころの問題をかかえたもの、あるいはそうしたこころの問題を肯定するものである。そしてもちろん、これはゲームだけではなくコミックや同人誌やビデオにも同じことが言える。
同意する部分も多いし、非常に興味深い文章だが、幾つか気になる点を指摘しておく。
まず、「人々が非難するのは、犯罪行為やその予備軍が現れることへの懸念ではなく、エロゲーをやること自体なのだ」という部分については、むしろ犯罪行為への懸念と性表現――とりわけ「正常な」性行為を逸脱した「変態的」性行為の表現――への嫌悪感が複雑に絡み合っていると思われる。その背景にはキリスト教的倫理観(およびそれによって形成された性道徳観念)がある。これは90年代初頭の成年コミック騒動について書かれた様々な本*1を読めば解るし、ぼくは2001年12月18日に行われた「第二回・子どもの性的商業的搾取に反対する世界会議」に参加したことがあるのだが、そこで日本のエロマンガを糾弾している人々の態度もそのように思えた。
オタクのコミュニケーション・スキルの不足や劣等感などがオタクでない人々の嫌悪感の原因だという点については大いに同意する。「どうせ俺はキモオタだからモテないんだ」とかいう輩は、他者に好意を持ってもらう努力をしたことがあるのか。不潔な服装というのも広い意味でのコミュニケーション・スキルの欠如と考えれば、高い服、センスの良い服とは言わないまでもせめて身だしなみは清潔にすべきだ。それだけでもかなり違う。オタクはユニクロに行け。あと、女性と仲良くしたいのであれば、女性の気持ちを思いやり(一方的な思い込みによる好意の押し付けではダメ)、内面、外面ともに自分を磨くべきである。どうしても彼女が欲しいオタクは1日30人をノルマに街頭ナンパを3ヶ月やってみるといい。*2
がその格好の例だが、そもそも「3次元の女より2次元の美少女の方が良い」と考えるに至った理由が「現実の女性の彼女ができない→あいつらは俺のことを相手にしてくれない」というのは噴飯ものだ。それは単なる恋愛至上主義の裏返し、あるいは恋愛に対するルサンチマンの発露でしかない。*3いやしくも「真の」二次元美少女主義者を名乗るのであれば、現実の女性を性的対象とは見做さないと同時に、女性蔑視を止め、非オタク男性以上に女性に対して配慮をすべきである。そうすれば、オタクに対する偏見はかなり減るはずだし、現実の女性にモテないから二次元の美少女を愛するというのは、その作品やキャラクターに対する冒涜である。
最後に「おそらく、対人コミュニケーションが得意になればフィギュア趣味もなくなるだろうからだ。その頃には、「なんで俺はこんなものを集めていたんだろう」と自己嫌悪に陥るに違いない」という部分についてだが、これは前述の似非二次元美少女主義者と同工異曲の観がある。現実のコミュニケーションの比重が高い人間がOTAKU的な趣味を放棄するのであれば、それは単にOTAKU文化を現実の代替的愛玩物と見做しているに過ぎない。現実は現実、趣味は趣味だ。かつてOTAKU文化は「子供のもの」として卑しめられてきた。*4しかし現在では、OTAKU文化は大人にも広く享受されている。それは最近の大人が子供化したのではなく、所謂第一世代オタクの「ダメであるが故に愛する」という屈折した感情が時代を経るに連れてOTAKU内部で薄れていったからだと思われる。*5
自分たちのコミュニケーション・スキルの不足や女性への配慮の無さに無自覚なままにせっかく自分たちのコミュニティに入ってきてくれた女性をサークルクラッシャー呼ばわりしたり、非モテ系とか言ってる暇があったら、自分のためにも、女性のためにも、そしてOTAKU文化のためにも、一度じっくり内省したほうが良い。
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http://www.fields.biz/catalog/cr_casino_bisty/0001.html
飯島直子さんをキャラクターにしたパチンコ。パチンコ業界のキャラ化はすさまじい。ボードリヤールを再読しよう。
http://blog.lv99.com/?eid=146820
コンピュータ・ゲームの面白さと本質についての考察。初代ファミコンの時代はキャラクターよりゲームのシステムやルール自体の面白みが優位だったが、ハードのハイスペック化に伴って、グラフィックやキャラクターが優位になっていったのは同意。どちらがゲームにとって重要かはユーザーそれぞれが決めることで、安易な本質論による若い世代とのディスコミュニケーションには注意。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/22530574.html
秋葉原でエロゲーの店頭宣伝自粛という記事。エロ業界が生き残るためにもゾーニングは重要。
http://qtchicks.hp.infoseek.co.jp/namco.html
ナムコの往年の名作を中心に紹介しているサイト。素晴らしい。この頃のナムコは今でも神。
http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0505/20/news044.html
http://www.gpara.com/news/05/05/news200505208439.htm
DOAコスの詳細画像欲しい。あと、この不知火舞のポスターも欲しい。
http://blog.y-iweb.com/archives/000128.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050520106.html
日本の音楽業界は本当に腐ってる。そりゃ平沢さんもメジャーとの契約切るわ。ミュージシャンたちはネットを使ってガンガンやって欲しい。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1145707/detail
フランスで「動物は感情を持った生き物として保護されなければならない財産であると認知すべきである」とする答申を示し、ペルベン法相がこれを承認したんだって。確かに動物はある種の感情を持っているし、生命はしかるべき形で尊重されるべきだけど、無自覚な人間中心主義的動物愛護精神には反吐が出る。個人が自分のペットを家族のように可愛がること自体は別に問題はない。しかし、この法律では結局、動物は「財産」という所有の対象なのである。自然に対する社会の認識*1が他の諸々の社会認識/問題と折り合いをつけないままに法によってそれを規定するのは問題である。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0520/config053.htm
コンピュータ/ネットワークの普及と発展により、社会は大きな変貌を遂げた。飢えや天災などを顧慮しなくて良くなった代わりに、別の問題が浮上しつつある。
http://homepage3.nifty.com/tomi_tomi/sunrise.htm#after
サンライズの作品のプロデューサー/製作体制表。こういうのをネットで公開してくれる人は本当に素晴らしい。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/20/news059.html
萌えビジネスについて。そりゃ団塊ジュニアから如何に金を搾り取るかが昨今の商売の基本ですな。
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New Orderの最新アルバム
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思えば90年代のNew Orderはオリジナル・アルバムは93年発表の
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やっぱりNew Orderは偉大だわ。聴いてると震えるもん。相変わらず演奏も歌も下手だけど、それが単に下手とかじゃなくて、何ともいえない味わいを出しているし、歌詞も相変わらず思春期文系男子の煩悶と憧憬をテーマにしているけど、「またこのパターンかよ」とかじゃなくて、突き刺さるような新鮮さがあるし。スタイルを崩さずに新しく、かつ素晴らしい作品を作り続けられるというのはすごいことだ。そういう意味ではNew OrderとP-MODELがぼくにとっての二大巨頭だな。
*1:その点に関してはKRAFTWERKの活動により明瞭な形で見られる。86年に発表されたアルバム
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昼食時にたまたまテレビを観ていたら「メレンゲの気持ち」に小池徹平くんが出ていて、自宅公開のコーナーでのあまりの眼鏡っぷりに萌え萌えになりますた。その後、ウェンツ瑛士くんがシークレット・ゲストで出て、その後の二人のラブラブトークでぼくのやおいスピリットが油田火災のごとく燃え上がる。だって徹平くんの家で全裸でギター弾くウェンツ君とか同じ布団で一緒に寝るとか徹平くんの「お休み」の言い方が格好良くて「ちょっと惚れそうになるんですよ」とか嬉しそうに言うウェンツ君とか3年連続で一緒にクリスマスを過ごして二人で新宿にプリクラを撮りに行ったとかケーキを食べる徹平くんに「俺も食べたい〜」とかいうウェンツ君とかってマジやばいんですけど!!!! ウェンツ×徹平本を探そうと心に固く誓いますよ、ええ。*1
*1:生ものに萌えるのは