路上より。

 夕方まであれこれやって、結局、きょうもまたキャバへGo! 何故ならお気に入りの店がキャンペーン価格だからなのだ!
 そんで最低限の金を払って帰ろうとしたら、路上で黒板を使って何か解説している人たちがいる。何だろうと思って近寄ってみると「おじさんの話がつまらないのなんでだろう」ということを解説していた。
 どうやらこの人たちは「何で屋」という職業で、様々な疑問に答えること職業らしい。でも解説の人が使っている言葉が思いっきり宮台語で「ふーん」としか思わなかった。
 そこで稚気が湧きあがってきて「若者と中年と年寄りの考え方が違うの何で?」と質問してみた。当然宮台語なんか聞きたくないので設問を厳密にしてみる。
 すると、今まで解説していた人に助っ人*1が出てきて二人で解説する。「性」をテーマに設問に答えてくれたが、やはり全部が宮台語+赤松啓介語なので眠くなる。しかし、他のお客さんもいるので、ネタばらしは止めておいた。
 結局、ぼくの疑問にはまったく答えてくれなかったが、「そのギャップを埋めるために、ぼくたちはこういう活動をやっています」という一言がわりと答えになっていると思ったのでお金を払ってみた。いいよ、「何で屋」。
 何で屋さんたちが店じまいを始めたころ、男女平等参画運動をやっているという女性から「路上だけじゃなくて公共施設を使わないの?」という質問がでる。何で屋さんたちは、そういう活動もやっているけど、ぼくたちの活動拠点はやはり路上なんだとの答え。どう考えても宮台信者だな。第四空間か。
 そのうち、何で屋さんたちは帰っちゃって*2、その方と二人で色々話す。こっちの立場は娼婦の権利について考える文系男子=フェミニストであり、表現規制、青少年の行動・思考規制反対だということを説明しつつ、貴重なご意見を拝聴する。自分と違う立ち位置の方々と交流するのはいつもスリリングだ。また意見交換を是非しましょう、という話をしてお別れする。
 今日も良い一日であった。

*1:どうやら先輩格らしい。

*2:電車の都合で。