M−1グランプリ2004。

を観る。噂どおり、南海キャンディーズは面白い。しずちゃんのキャラで目立たないけど、山里のツッコミは一番光っていた。アンタッチャブルの柴田とかは正統派+キレというスタイルだけど、山里の困惑しつつも、ひねり具合が絶妙なツッコミは見事。皆、2回目の井上和香にからむネタのが面白いというけど、あれはライブパミンは出るけど、完成度が高くて面白いのは最初のネタだと思う。
 笑い飯はやはり哲夫の出来次第というのを再確認。西田は本当に巧い。笑い飯が優勝決定戦から落ちたときのコメント

西田「えーっ、ぼくらが優勝ですか?」
哲夫「次のネタがめっちゃおもろいんですよ」

ってのでも両者のセンスの差が判る。
 ぼくはアンガールズとかおぎやはぎとかあの手の芸人の良さがまったく解らないので「どうせこいつらも……」とか思って観ていたPOISON GIRL BAND*1が意外に面白かった。小朝師匠の「ネタの展開をもう1秒、遅くしたらもっと面白かったのに」という的確なコメントに唸る。

*1:元ネタ、MOMUSとPOISON GIRL FRIENDのどっち? あるいは両方?