ネットで文章を発表するということ。

 はてなで日記を書き始めてもう2ヶ月ほどになるが、自分でもこれほどの頻度で書けるとは思わなかった。はてな万歳。
 この前、知らない人からメールをいただいたので読んでみると、「いつも『thedailymnemorandam』を拝見させてもらっています。細野晴彦さんの冴え渡るトーク(時々カゲキ??)で楽しませてもらっています」という書き出しで、ようやくぼくも感想メールをもらえるようになったかと思って嬉しくなり、読み進めたところ、まあ、具体的な感想はなく、ただ「面白かった」ということしか書いてないけど、そういうことだけでも言ってもらえるのは有り難いので嬉しかった。*1だが何となくその文章に違和感を感じていて、それは顔文字を多用しているからなのかと思っていたが、最後に「もし...ヨカッタラなんですが、僕の日記も見てくれたら嬉しいっす」と書いてあったので、さっそく拝読したところ、「出会い系サイトに登録したらモテてモテて困っちゃうよ〜MMK feat.まりん」な内容でヘッダには出合い系サイトの宣伝リンクがあって、単にどう考えても出会い系サイトの宣伝サイトにしか見えなくてしょんぼり。「実は細野晴彦さんの書き方をコッソリとマネしてたりします」という記述があったので、他人の模倣によって鏡像的に自己を確認できるかと思って楽しみにしていたのに……。おそらくこのメールの文章は、誰のテキストにもあてはまるような記述にしてあるので、それが違和感を感じた原因なんだろうな。
 やっぱり、今のところ、ぼくの文章ではせいぜい身内がチェックする程度で、まったくぼくのことを知らない人を楽しませるだけの力はないということか。よーし、強力かつ優秀な(誤配が芸になる)郵便配達人になってやる!
 というわけで、件のメールに「酷評・絶賛・ダメ出し・感謝状・2ch晒し獄門・励まし大歓迎デス!」と書いてあったので、感想を書いてみました。

*1:ある対象について言及する時の態度については、砂さんのid:sandworks:20031102の文章が参考になる。