世の中でもっとも好きなアニメベスト3

谷中墓地で仲良くなったにゃんこ。


1.タイムボカンシリーズ
2.うる星やつらシリーズ
3.トップをねらえ!

 こういうのって、その時々で変わるものですが、オールタイムベスト3っていうと、この三つですね。僅差で選外ってのがものすごくたくさんあって、それを書くときりがないのですが。ボカンシリーズとうる星やつらはそれぞれの一連のフィルム全てを統一的に一つの作品とみなしています。ぼくにはそうとしか見えないので。
 改めて考えると、ぼくは骨の髄まで80年代主義者のようです。「無責任面白主義」としての80年代ではなく、「パロディの真骨頂」としての80年代。まあ、「80年代」といってもボカンシリーズの第一作目『タイムボカン』の本放送は75年開始だし、『うる星やつら』のマンガ版は78年連載開始、アニメ版の本放送は81年開始なので、綺麗に80年代に収まるわけではないのだけれど、一連の流れを便宜的に把握するための時間軸としての80年代と考えてください。

 上記三作品にはそれぞれに深い思い入れがあって、このメモでも機会を見つけて書いていこうと思うのですが、とりあえず『トップをねらえ!』について一言いうと、ぼくがオタクになるきっかけになった作品であり、自分がアニメ・マンガ・ゲームを「オタク」という枠組みでとらえることを積極的に肯定できる作品でもあります。『トップをねらえ!』好きとしてその筋では知られているIEの管理人さんは04年8月21日付の過去日記で次のように書いています。

 ……あと聞かれるのは「何でhidakaさんはそんなに『トップをねらえ!』薦めるんですか?」ってこと。それに答える言葉は一つしか持ち合わせていません。
 面白いから。
 自分の人生を変えた作品だから、多くの人に観て欲しい。今まで観た事の無かったって人にも是非とも観て欲しい。ただそれだけ。
 アニメファンの独りよがりな欲求だけど、でもやっぱり、自分が「いい」と思ったものは自信を持って人様に薦めたい。僕は『トップをねらえ!』だけは何の打算もなく、何の言葉の濁りもなく言えます。
「面白いから、観てみてよ」
 少なくとも、僕の中では最高峰。

 全く同感です。ぼくも既にDVD版持っているのに、リマスター版も買う気満々だし。