オタクを描くマンガ。
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上記の記述で想定されているものとは違うが、オタクの格好良さを描いたマンガの最高峰は間違いなく、
- 作者: 平野耕太
- 出版社/メーカー: ワニブックス
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ぼくはオタク、またはOTAKU文化をネタにしたマンガは努めて読んでいるが、その多くはと
- 作者: 木尾士目
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 堂高しげる
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 徳光康之
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「究極超人あ〜る」と「げんしけん」はしばしば比較されるが、決定的な相違点がある。それは、第一に「究極超人あ〜る」は「光画部」という名の写真部をおたく的な視点で描いているのに対して、「げんしけん」は「現代視覚研究会」という名のオタク部(漫研ですらない)をオタク的な視点で描いていることである。第二に「究極超人あ〜る」は「外道照身霊波光線」とか「バーラダギバーラダギ」など、過去のアニメ、マンガ、特撮などのパロディに満ちているが、「げんしけん」にはそれがなく、代わりに「くじ引きアンバランス」という架空の作品を設定し、さらに作品内キャラクタ―がそれに対するレヴューをするというメタフィクショナルな構造を持つことである。第三に「究極超人あ〜る」は終わらないオタクの楽園を描き、主人公は成長しない*1作品だが、「げんしけん」は主人公のオタクとしての成長物語になっている。
この三点はオタクの時代性を比較する上で重要だろう。