花見と量子力学。

ジン、ジン、ジンギスカーン!

 夏一葉さん(id:natsu-k)主催の花見に参加。ジンギスカン美味しかった。夏さんは桜が咲いていないことを気にしていたようだったが、晴れていて風が強く吹いていなかったので、実に酒宴としての花見日和だったと思う。
 夏さんの友達の東大院生のSくんとid:Bang-choが実は互いにかなりのサッカーファンで、しかも好きな選手や過去の歴史にまでおよび、かなり熱の入ったサッカー談義を聞かせてもらった。ぼくはサッカーをすることも観ることも興味はないが、サッカー好きの話を聞くのは面白い。それは単に自分の関心外の領域に触れる喜びであると共に、そうした未知の知識が今までのぼくの記憶のある部分と通じあうことがあるからだ。*1
 どうやらぼくは、構造的なものに興味があり、運動に興味がないらしい。そういえば映画やテレビは滅多に観ないし。*2ぼくにとっての運動は板野サーカスだったり、金田伊功さんのキャラがあらゆる物理法則を書き換えたかのような、ありえないけど超絶に格好良い動きだったり、庵野秀明さんの重厚なメカと爆片を執拗に描いていくような爆発である。あの独特の空間認識と運動のイメージ化が好きなんだと言ったら砂さん、番長、S君の三人が口を揃えて「それはサッカーでも観られる!」と言ったので、今度観ようと思う。
 夕方になったので、一次会は閉めて二次会へ。
 物理学を専攻している院生のSくんに英語で書かれた論文を見せてもらう。「ブラックホール内の中性子星の爆発によるニュートリノ崩壊の上限値」とかそんな題名だった気が。その後も量子力学における不確定性*3の話を聞けて非常に面白かった。

*1:サッカー陣形と日本の中世武士団の戦場における陣形の比較とか。

*2:辛うじて観るのはお笑いと良識あるドキュメンタリー/インタビュー番組とアニメと特撮とか。

*3:有名なシュレディンガーの猫とか。