ジョニ−・ラモ−ン死去。

 パンクの祖であり、もっとも偉大なギタリストの一人、ジョニ−・ラモ−ン@The Ramonesがお亡くなりになりました。ジョーイ・ラモ−ンといい、ジョー・ストラマ−といい、最近、パンク・ムーヴメントの偉人達が徐々に鬼籍に入りつつあります。
 ぼくは死ぬことがまったく怖くないので(殺されることや、苦痛が長引き、その苦痛を自分で改善できない状態になることは怖いですが)、彼らが臨終の際に自分の人生をどう思ったかだけが気になります。しかしそれもぼくが関与することではないですね。
 臨終といえば芥川の「枯野抄」(ASIN:4003107098)を想起しますが、死ぬことも生きることもそれ自体は無意味で、それに意味を与えられるのは人間だけだと今のぼくはぼんやりと思います。あらゆる宗教も、後期筋肉少女帯も、最近のサイバーパンクも、その辺が大きなテーマですし。

輪廻転生←−−−−一度だけの生−−−−→永劫回帰

 ニーチェ永劫回帰については、永井均さんの言うとおり、上記のようにとらえるのが正しいでしょう。ぼくは一度だけの生=前世も来世もないという考え方。