去年、青森旅行で撮った画像。

 またこんな時間(AM4時前)におきてしまった。
 最近、何人かの人に自分の甘えから迷惑をおかけしました。謹んで謝罪します。
 かつての知己が諸所の事情がよって(その一端はぼくに責任があるのですが)、離れていくのはとても辛いことです。仕方のないことだけれど。その点に関して、ぼくに非がある部分についてはせいいっぱいの謝罪をし、それと共に今後、そういうことのないように努めます。せっかく仲良くなったのに、友が離れていく、あるいは縁を切らざるを得ないのは本当に哀しいことだから。
 花粉症がマジで辛い。こういう時に自分の体の脆弱さに辟易する。ちょっとずつ、体操したり、散歩したりしてるので、若干、対象は快方に向かっているとは思うけど。少しずつ、運動をして、筋力をつけて、効率よく生きられるようになりたい。
 相も変わらず、並行読書を続けているが、

暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)

暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)

は一作目と打って変わって抜群に面白い。小説家を視点人物に持ってきているのと、前作
煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

の続編ということもあるが、本作を読む限り、今のところは舞城さんは単なる先行諸作をうまくサンプリングして綺麗にまとめただけでなく、彼なりの問題意識のようなものが垣間見えてきている。90年代という時代の悲惨さと、個人が他者との乖離的コミュニケーションの狭間で苦闘する様子がこれまでにない形で描かれていると思う。1作目のトリック(と読んでいいものか逡巡する部分があるが)を惜しげもなく、ネタバレしている辺りも、「ミステリ」という枠を歯牙にもかけていないことの表れなのかもしれない。これから、物語がどのような方向に向かっていくのかは非常に楽しみだが、第一作の結末のようにはならないことを一読者として切望する。
 あと、某読書会でカレン=ジョイ=ファウラーの
The Jane Austen Book Club

The Jane Austen Book Club

を原書で読んでいる。文章自体はさほど難解ではないが、最近、きっちりした英語をまとめて読んでいないので、全文、翻訳を試みている。ぼくの英語読解力は、学生の時に習ったのと、ネットで気になる海外記事をなんとなく読むのと、アメリカ人の友達といい加減な英語でチャットするくらいなので、かなり覚束ないが、辞書をひくのは苦痛にならないし、翻訳という作業が改めて、一種の「創作」であることを再認識できて楽しい。ちょうど、メタフィクションについてあれこれ考えていた時だったので、読書会という状況によるメタフィクションである本作は、色々と示唆に富んでいて、非常に興味深い。