読むことの快楽。

 id:hhosono:20050213で書いた読書会の二回目に参加してきました。
 ぼくは最近、小説を内容(というか作品内世界というか)のレベルではなく、文体とか構成などのレベルでしか読んでいないことを再確認しました。まあ、これはこれで一つの読み方かな、と。
 今回参加して確信したのは、読書会というのは、大学の文学科のゼミと一緒だということ。対象が英語で書かれた本だけど、方法論自体は大学時代に学んだことをそのまま応用できるので*1、英語の小説を読むことに集中すれば良いかな、と。学生時代にもっとも好きだった授業がゼミなので、とても楽しい。英語を学ぶ良い機会だと思って全文逐語訳をしていて、ぼくのリテラシーの低さゆえに作業は遅々として進まないが、その行為自体は面白いし。思うに言語好きなんだな、ぼくは。

*1:近代日本文学を専攻していたのです。