究極の選択への解答。

 9時過ぎに起床。朝食を取り、病院へ。どうも一昨日くらいからまた体調悪化。かなり辛い。精神的には安定しているのが幸いか。
 午後は資料集めと読解、整理。とある新書が最近の関心事について非常に示唆に富んでいて小躍りする。
 資料を読み、それらから得た情報をまとめながら、mixiが(比較的)責任制のある2ちゃんねる型WEB日記なら、はてなwikipediaを搭載したblogと言えるかもとか思ってみたり、「音楽と本のどちらかを選択しなければならないとしたら、どちらを取るか」という命題の解答を得て独り悦に入ったり。*1その解答は「本」である。何故なら、上記命題の設定自体が論理的に不十分で、「音楽」という表現分野と「本」という表現媒体は異なるカテゴリーに属する。だから「音楽と本で表象可能な表現(文章、絵、写真)」という表現という概念、あるいは「レコード(と再生装置)と本」という媒体の概念の対比で考えなければならない。
 次に、音楽は生演奏またはレコード(再生装置)が必要である。複製技術品としての観点から比較した場合、レコードは必ず再生装置が必要だが、本はソフト/ハードという分割がない。
 故にぼくは、本を選択する。*2

*1:ドイツ語覚えて忘れはしなかった。

*2:それぞれ長所/短所があるし、人それぞれの嗜好もあるわけだから、どちらが優れているかを客観的に定義することは出来ないが、ぼくは上記以外の特徴も考慮に入れてもやはり本を選択する。